2013年6月29日土曜日

2013年6月15日(土曜) ウルムチ~クチャ~クチャ大寺~庫車国際大酒店

2013年6月15日(土曜)小雨、曇り、7時起床、8時朝食、9時45分ホテル出発

ウルムチで宿泊したホテル「海徳酒店」
有線LANを無線LANに変換してタブレットパソコンやスマホが利用できた。
 
 
 
ホテル部屋からの展望、左下公園にて多くの人達が体操をしているのが見えた。
窓ガラス越に撮影したのでスタンドランプが映り込んでいる。
(パノラマ写真:Mirosoft ICEにて)クリックすると大きくなります。

朝8時前にホテル近くの公園を散歩した。
 大勢の人が太極拳等をしていた。
太極拳体操のビデオ
 
新疆ウイグル自治区博物館

10:05
 
楼蘭の美女
このミイラは1980年、タクラマカン砂漠の東にある楼蘭鉄板河遺跡で発掘されたものである。
炭素14測定の結果、紀元前19世紀(約3,800年前)に埋葬されたもので、死亡時の年齢は約40歳、身長155センチメートルと推測されている。(ウイキペディアより)
当時、防腐剤での保存技術が未熟であったため顔が黒く変色した。
発掘時は肌色をしていたと言う。

発掘品で最高級のものは研究所の倉庫に収納、2番目は研究用、3番目は博物館の倉庫、
4番目(4級品)は展示されるとのこと。
 
楼蘭美女の復元した顔
 
2004年5月29日には中国遼寧省瀋陽市の中国刑事警察学院刑事人相学の専門家、趙成文によって3年がかりで楼蘭の美女の生前の姿を再現する頭像が製作された。
90パーセント以上似ている。(ウイキペディアより)

 
MHさんスケッチ
 
ウルムチ空港12:15~CZ6877(中国南方航空)~13:20クチャ空港
 ウルムチ地窩堡国際空港 12:34
2002年5月16日 新ターミナルビル使用開始
 
間食として出たサンドイッチ
 

ミネラルウオーター500ml
これから毎日1~2本のミネラルウオーター水を飲むことになった。
中国の水道水は硬水で慣れないと、飲むと下痢をすると言う。

クチャ(庫車)空港 旧亀茲国 13:27
新疆ウイグル自治区では、道路や鉄道、空港建設が進められていて、
クチャ空港も2~3年前に移転され新しくなった。
 

トイレ事情
 

トイレ事情
ESPRITCLUBより

ウルムチ空港の男子トイレにて
「前への小さな一歩は、文明への大きな一歩」
 
沙漠公路のぼっとんトイレ

クチャ郊外 クチャ空港から庫車大寺に向かう途中の町

クチャ郊外、建設中

クチャ郊外、建設中

出来上がり鳥瞰図
街中の壁に貼ってあった。


庫車(クチャ)大寺
 
庫車大寺 14:05
 
16世紀・清代に新彊イスラム教依禅派の始祖イスハク・アリがクチャ滞在中に創建したと言われる。1927年に再建されたイスラム教の寺院。
高さ約19.3メートルあるミナレット(尖塔)があり、ウイグル族の建築様式を保つ。
 
ウイグル族の人(門番)と可愛い赤ちゃん
参観料10元
 
MHさんスケッチ
 

 庫車(クチャ)大寺内部
数千人収容できる礼拝堂
 
白い桑の実
食べたら甘かった
 

乾燥した桑の実がお供え物として置いてあった。
 
 庫車(クチャ)大寺から近所の景色を見た。(パノラマ写真)
屋根が崩れていたが崩れていないところには人が住んでいる。
 
モナンエシディン・マザール(モナンエシディンの墓) 
THE TOMB OF MOLANA ARSHIDINHAN
バザールは市場、マザールは墓のこと。
 
モナンエシディンモスクの門 14:47
 
 
MOLANA ARSHIDINHAN MOSQUE

 モナンエシディン・マザール石碑
新疆ウイグル自治区重点文物保存2001年9月建立

お墓

清真寺(イスラム教寺院)

イスラム教寺院の礼拝に集まってくる人々

 左の人:バス運転手の一人(運転手の奥さん)     礼拝に集まってくる人々

礼拝に集まってくる人々
 
 
 
 
スバシ故城(仏教寺院遺跡)
(飛行機が予定通り運行されたので、日程に余裕ができて明日の見物が今日になった。)

スバシ故城へ行く道の風景ビデオ

 
 スバシ故城のゲート16:02 入場料10元
 
他の観光客もワゴン車で来た。   スケッチしているのはMHさん
 
 フェンスの外からスバシ故城を見る。
 
スバシ仏教寺院遺跡の石碑 2010年3月建立

スバシ故城について一所懸命説明する中国人ガイド蹇 玲(けん れい)さん
 
紀元3世紀頃が最盛期、亀茲国最大の寺院
      東寺区と西寺区にクチャ川を挟んで分かれる。
 東寺区が、東西146m 南北535m 
     西寺区が、東西170m 南北685m
往時は僧侶が5~8000人いたという。
 
チョルダク(確爾達格)山の麓にある。
六朝時代の僧・鳩摩羅什(クマーラジーヴァ)ゆかりの仏教寺院の遺跡。

628年玄奘三蔵が2ヶ月滞在した。
玄奘三蔵が書いた大唐西域記に出てくる昭怙厘(しょうこり)大寺である。

9世紀になりチベット人が侵入、13世紀からはイスラム教が入ったことにより廃墟となる。
大谷光瑞探検隊が舎利箱を発見した。
現在、東京国立博物館が保管している。
      フランス隊も舎利箱を見つけた。

ラクダ草
あちこちに生えている。

スバシ故城 土塁だけが残された。
観光客用の木道が整備された。
 

珍しく雨が降ったので水たまりがあった。
 

沙漠に咲く花

雨が降った後の水路に生えた種を付けた草

大きな仏塔跡

スバシ故城にて MHさん

 

 仏塔跡の高所(西寺区側)からの展望。
クチャ川を挟んで対岸の東寺区遺跡も見えた。

土塁の下に土器の破片が落ちていた。
 

土塁が残るスバシ故城
 

 
東寺区対岸にも遺跡がある。
現在、東寺区対岸に行くには遠くの橋を渡るか、河原を渡らなければならず行くのが困難。
かつて、河原を渡ったそうだが現在は渡る人は少ない。

ここ荒涼とした廃墟に、かつて大寺院があったとは!
諸行無常

この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、
一瞬といえども存在は同一性を保持することができない。



スバシ故城から庫車国際大酒店に行く途中で建設中のアパートが見えた。
 建設中のアパート
あちこちで建設中

庫車国際大酒店
 

 庫車国際大酒店フロントでも安全チェックしていた。
 
 
 庫車国際大酒店の部屋からの眺め(パノラマ写真)
 

8階の部屋から下の畑を見ると、強い風でゴミ置き場のプラスティック類が飛散していた。
 
 
 
夕食後、ホテル周辺を散策

焼き鳥屋

焼き魚屋

スイカとひまわりの種売り
MHさんは中国語が話せます。 Iさんも楽しそう!

ネギ等の野菜店

果物出店
平べったい桃(磐桃)10個くらいで10元
初めて食べたが甘くておいしかった。
 
トマト3個 2元

露店
 
市場の奥に公団住宅みたいな団地があった。
 
団地の中庭で記念撮影

団地の子供たちが遊んでいた。

丸い将棋かな?
 
 家族そろって露店で食事
 
壺焼き屋
 
焼肉1本7元
辛くても美味しかった
 
散歩後 庫車国際大酒店8階からの夕日 21:43
北京時間と実質2時間の時差があるので午後7時半ごろに相当する。

 
日没のクチャの街 遠く建設中のクレーンのシルエットが発展途上の街を印象付ける。
22:50




1 件のコメント:

  1. 新疆の羊串は全国有名ですよ、本場の味おいしいでしょう。
    あのトイレの写真なんて言えばいいかね、、、あいう大陸の奥行く時いろいろ不便で大変ですね

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