2013年6月29日土曜日

2013年6月17日(月曜) クチャ~タクラマカン沙漠縦断~ニヤ

2013年6月17日(月曜)小雨、7時起床、8時朝食、8時30分ホテル出発

とても珍しい小雨の天候
庫車国際大酒店玄関前



庫車国際大酒店での朝食 
 

これからタクラマカン砂漠縦断(塔克拉瑪干沙漠)です。 
約710km、約12時間のバス旅行。 バス運転手2人体制。

ウイグル語で「生きては戻れぬ死の砂漠」という意味。
タクラマカン砂漠は日本の総面積(337,000km²)とほぼ同じ、砂漠公路は約550km

砂漠公路はタクラマカン砂漠の真ん中に見つかった石油開発のため開通した。
1980年代後半にタリム油田の探査が本格化すると中国政府一体となって西部大開発、
西気東輸プロジェクトなどにより開発に乗り出した。

タリム盆地全体の石油の埋蔵量は1200億バレルにのぼる。
世界最大の産油国サウジアラビアの確認埋蔵量の約半分

スウェーデンの探検家スウェン・ヘディンのロプノール湖(さまよえる湖)で
有名な中国最長の内陸河タリム河も渡る。

砂漠の一部には、胡楊樹、タマリスク、怪柳、砂柳等生えている。
タクラマカン砂漠は非常に細かい砂でできた丘陵の連続である。

途中、レストラン以外は青空トイレである。男女はバスの左右に分かれて開放的に用足しをする。

 タクラマカン沙漠 GoogleMapより
 
 中国西域地図
 
沙漠公路約550km
両側に砂防のための樹木が植えてある。
 
太陽電池パネルのエネルギーで地下約100mの地下水をポンプで汲み上げて、
両側約20本くらいのパイプを敷き、パイプの小さい穴から樹木(タマリスク等)に給水している。
砂防以前は道路が砂に埋まって困ったとのこと。
 
クチャから上海まで天然ガスのパイプラインを建設中 10:50

 

塔里木沙漠公路の出発点 10:55

タリム河を渡る 11:29
 

約550kmの沙漠公路(バスの中から撮影) 12:30
 
前後左右によく揺れる道路
両側に砂防林
非常に珍しい小雨、曇り空の砂漠
 
 大型トラックが通過するためひび割れて凸凹になった道路
前後左右によく揺れる
 
太陽電池パネルのエネルギーで地下約100mの地下水をポンプで汲み上げて
片側約10本くらいパイプを敷き、パイプの小さい穴から樹木(タマリスク等)に給水している。

2人で保守、2週間に1回食料が運ばれるとのこと。
周りは沙漠ばかり、寂しさを乗り越えた人達かな?
 
 タマリスクに給水
 
非常に細かい砂の沙漠
 
 
ほぼ沙漠の真ん中あたりにあるサービスエリアのレストランで昼食 15:25

バスの運転手交代
 
 非常に細かい砂でできた丘陵の連続。 風紋がきれい。

 クチャで購入したスイカをみんなで食べた。 甘くて美味しかった。

沙漠公路で記念撮影 17:58
 

 
怪柳?、砂柳?
 
胡楊樹
1000年生きて、1000年立って、1000年残る3000年の樹
 

 ニヤ郊外

ニアに入るための治安検査所 19:56

 ニア市街
ニア市内
 
夕食前ビールで乾杯! 20:25

宝瑞賓館 21:07

出発1日前に、ニヤのホテル「尼雅賓館」について、急遽中国政府による大型会議が「尼雅賓館」で開催されることになったとの通達があったことがツアー客に知らされた。
そのため出発日の成田空港で「宝瑞賓館」(STグレード)になったことをツアー客は知った。
これは官公庁の命令に該当するため変更補償金の対象にならないとのこと。

 
 
夕食後、ニア市街散策
 
 和田玉器店 21:55

ここで和田(ホータン)玉のストラップを入手した。

 ニヤの街路 22:28
北京時差2時間

仕事帰りの人にハミウリを分けてもらった。
甘くて美味しかった。
 
 ニアの親子

ニアの親子

 
 宝瑞賓館 帰館 22:34 
 
宝瑞賓館 インターネット接続なし
 



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